剣淵町は暑い日が続きます。。本州に比べて北海道はカラッとしてますが日差しが強いです!日陰に行くと涼しいので、帽子か日傘があれば何とも過ごしやすい気候です。
本州の暑さはというと湿度が多く、じめっとして服が身体にまとわりついて息をするのも苦しいくらいです。夏場の外出は気合が必要でした。
そんな暑さの中で農作業。。ではなく、加工製品のラベル貼りと農機械展示場の視察となりました。
今回お伺いするお宅は新見輝行さん宅です。お米農家さんですが、けんぶち産加工研究会でピューレジュースやスードレなどを加工・販売しています。
スードレのラベル。貼りやすいようにラベルはカーブになっています。
すべて手作業で貼られていきます。
二日目は農機具販売の視察へ行きました。作業の効率化や収獲アップの機械など様々な売りの機械が並んでいました。
外国製は色がポップで綺麗です。これは水をまく機械。イタリー製。
玉ねぎを選別する機械。オニオンハーベスタ。上に人が乗って流れてくる玉ねぎを選別します。 収獲をしながら・・ではないらしい。
理にかなったつくりになってるんだろうけども、ただただ「大きい・・・。」としかつぶやけず。土地が大きければ機械も大きい。運転するのも技術が必要そうです。
最新の農機具を後にし、農機具伝承館の見学。昔のトラクターはデザインがかわいい。
100年前の蒸気トラクタ。このまま機関車になりそうなつくり。
昔のトラクタは表情が独特でいい顔をしています。いかつい顔。びっくり顔。 とぼけ顔。様々です。
表情豊かなトラクターで農作業をしたら愛着がわいて楽しそうです。
最後に土の館で土の勉強をして終了。同じ場所でも性質の違う土があり、温度や雨の量、動植物の作用により色々な種類と性質に分かれます。
土の力(地力)によって良い作物が育つ。育つ苗のことばかり考えてしまって、根本的なことを考えていませんでした。ミミズがいると土がふかふかになって良い。といいます。
化学肥料や農薬など、広大な土地では必要かも知れません。しかし、それに及ぼす影響も少なからずでてくるはずです。
農機械が発達してたくさんの作物が作れるようになりましたが、根本的なことは、土、水、太陽、酸素があってのこと。
あたりまえのことですが、この作用があって成り立つことを頭にいれながら農作業に励みたいと思います。
地域おこし協力隊 田中紘子