今日は、札幌から72名の中学生が剣淵へやってきました!
2年生の宿泊学習の一環で、農作業体験をするというもの。
午前11時すぎ。
道の駅絵本の里けんぶちでは、中学生の受け入れ式が行われました。
佐々木町長のご挨拶。農家の皆さんが看板を持って並んでいます。
(映画『じんじん』の、あのシーンと同じ!!)
その後グループに分かれ、農家さんのクルマでそれぞれの場所へ向かいます。
わたしは剣淵町藤本町の小柳さん宅で、中学生の農業体験を取材!
こちらの農家では、3人の女の子がアスパラの収穫体験をしました。
カゴを持ち、アスパラ用のカマを使います。
アスパラは25cmまで伸びているものを刈っていきます。
カマに目盛がついているので、わかりやすい!
青空が広がるいい天気。陽射しがジリジリと肌に焼付きます。
3人は小柳さんに教えてもらった通りに、順調にアスパラを刈っていました。
(わたしも少し体験させていただきました。)
暑くて汗をかいたり、腰が痛くなったり、 服が土だらけになったり…
中学生にとって、どれも特別な体験です。
さて。
アスパラの収穫体験を終えた後は、小柳さん宅でお昼ごはんです。
小柳さんの奥さまが、ご自宅で取れたアスパラとジャガイモをご馳走してくれました!
その美味しいこと~!
巡回にきた先生も、フライドポテトを食べて「美味しい!」と大絶賛。
お昼を食べてから、おうちの中でのんびりさせて頂きました。
小柳さんの奥さまは「おはなし会 芽ぶっく」の会長さんなので、
お部屋の本棚には絵本がずら~っと並んでいます。
女の子たちと、少し絵本トーク。絵本の里らしくて、いい時間でした!
「農作業をするには暑すぎだし、もっと剣淵を見せてあげたい」という小柳さん。
絵本の館や、あべ弘士さんの壁画のある保育所前を経由して、アルパカ牧場へ行きました。
剣淵町の主要なスポットを巡る小柳さんのサービスに感心しました!
絵本の館は残念ながら休館日だったので、ぜひ今度ご家族と来てもらえたらいいなぁ。
今回の農業体験はグループごとに体験内容が違います。
トマトの苗の茎を支柱に縛る作業、カボチャの定植、アルパカの毛(刈ったもの)を綺麗にする作業、
お米のポン菓子づくり、ジャガイモをペーストにする作業など…。
学校に帰ったら、グループ同士で互いの情報を共有して、
「農業ってこんなにも幅広いんだ!」「剣淵ってこんなに沢山のことをやっているんだ!」
という発見につながれば嬉しいです。
そして、この農業体験がきっかけで剣淵で農業をやってみたい、
剣淵の高校(農業と福祉の高校)に進学したいな、と思ってもらえたらいいですね。
札幌の中学生のみなさん、来てくれてありがとうございました!
剣淵の受け入れ農家のみなさん、お疲れさまでした。
剣淵町・地域おこし協力隊 髙村匠子