Archive for アレクサンドラ・クラフチェンコ

剣淵町をサハリン州でPR


10月21日から24日まで、北海道庁の「サハリン州経済ミッション」に、剣淵町メンバーとして参加し、サハリン州で剣淵町PRを行いました。

一つ目は、先方の観光会社、スーパーや輸入業者などとの商談会です。

観光分野の商談会では、上川振興局が、剣淵町を含めたモデルツアーの紹介を2つのサハリン州観光会社にするため通訳をしました。ロシアの観光会社の方からみた北海道の観光について、様々な意見を聞くことができました。得た情報を今後の剣淵町観光振興に活用したいと思います。

貿易分野の商談会は、サハリンのスーパーと輸入商社と面談し、剣淵の安全安心商品に対して海外でも需要があるということを確かめることができました。ロシアは沢山野菜を使う食文化なのにスーパーに売っている野菜の選択肢が非常に少ないため、剣淵の農家の方々にはビジネスチャンスがあることを感じました。
二つ目は、サハリン州の最大ショッピングモールで行われた北海道フェアでの剣淵商品の販売です。私は売り子として手伝い、ロシア人のお客さんに剣淵商品の付加価値についてロシア語で説明しました。

サハリンでは、北海道の食品のイメージがとてもいいですが、値段が高いため、買わないまたは買えない人々がまだまだ多いです。なので商品の詳細な説明は非常に大事になります。

具体的にどうして体にいいのか、どの成分が含まれているのか、どうして高いのかなどの説明を受けたお客さんは納得し、私たちの商品を喜んで購入されていました。

 

今回のフェアで沢山の情報を収集できましたので、次回売上を伸ばす方法を検討しながら、本格的な輸出に向けて進んでいきたいと思います。

サーシャ

剣淵町代表団、サハリン州のアニワ市表敬訪問

2015年9月9日、早坂町長と高橋一博議員は、将来の友好都市連携を目指し、アニワ市を表敬訪問しました。私は通訳として同行し、とても緊張していました。

ロシア民謡の演技の後、民族衣装のロシア女性たちに「パンと塩」の歓迎をしてもらいました。 ロシアにおいて古くから、パンは豊穣と富の象徴であり、塩は美味しい食事を表していて最大級のおもてなしを意味しています。

剣淵町の早坂町長とアニワ市のイワショフ市長の面談の際、スポーツや文化交流などについて有意義的な話し合いが行われました。アニワ市側は具体的な交流プログラムに積極的に取り掛かりたく、毎年アニワ市で行われる国際スキー・マラソンや身体障害者向けの多種競技などに剣淵町の選手を招待したいとおっしゃっていました。

剣淵町からのお土産として、2013年に公開された映画「じんじん」から生まれた絵本「クロコダイルとイルカ」(ドリアン助川・作、あべ弘士・絵」と剣淵ふるさと絵本「ムーニャとほしのたね」(さとうまさと ・作絵)を用意しました。 あべ弘士氏について説明しようとした時、「あべさんのことはよく知っていますよ」と言われて心強かったです。文化交流もだんだん進みそうな感じがしました。

最後に昔のロシアの楽器の紹介やアニワ郷土博物館の案内をしてもらいました。アニワ地域の開拓と歴史について学ぶことができました。

とても実りのある、楽しい一日でした。

 

地域おこし協力隊

サーシャ