Archive for 田中 紘子

第2回まちづくりカフェを開催しました!

12月21日(月)に、第2回まちづくりカフェを開催しました!

今年度の「まちづくりカフェ」は、話合いででたことをカタチにすることを目標に開催しています。前年はテーマごとに話し合った素材がたくさんありますが、そのままの状態です。たくさんの素材を元に地域のみなさんと話し合いプロジェクト化して進めていこうと思っています。

今回は、前年のテーマで話し合った「理想の5年後、10年後」ででた内容を元にどうしたら解決へと導きだせるかを話し合い、今後のプロジェクトのテーマを決めました。

参加者同士でざっくばらんに話をしましたが、その中で「つながり再構築」という言葉がキーワードだと感じました。

その為にも、もっと人が家の外にでて自然に交流をする機会が増えた方が良いと感じています。
そこで、その実現に向けて、「交流する場」を創りたいと思います!

しかし、よそから来たばかりの地域おこし協力隊では力が足りませんし、そもそも地元の人と創っていかなければ意味がありません。町の皆さんが持つ様々な特技や力をあつめてカタチにしていきたいです!どうぞよろしくお願いします!!

第3回目は、今回でた内容をどうしたら実現できるか、主体、目的を明確にしていきます。

開催日時など決まりましたら、ご報告いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

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田中紘子

今井星衣礼

常陸太田市の協力隊がきました。

6月9日(火)に茨城県常陸太田市の協力隊が剣淵町の視察に来てくださいました。

常陸太田市は「地域おこし協力隊」制度を活用し「常陸太田アーティスト・イン・レジデンス」事業を開始しており、地域住民がアートに触れる機会を創り、地域に対する意識や価値観の変化、地域内外の新たな人的交流が生まれることを期待しているそうです。

今回視察に来たのは、協力隊になって1年半の方で、アーティストとして紙粘土の立体作品や紙芝居を制作し、地元の昔話を紹介して活動している方でした。

 

市でアート事業を始めアーティストを軸として地域活性化していくのはずいぶん大胆な発想だなぁと思いました。しかし常陸太田市は平成23年から地域おこし協力隊を導入しており、人数も多く地域の人の受け入れ体制は整っていたそうです。

常陸太田市でも利便性が低い里美地区という場所で、ワークショップを開催したり情報紙を発行したりと活動は様々ですが、協力隊担当職員と、企画書や予算などを提出し協力隊がチームになって地域活性化を考え活動しています。

情報誌の作成をとっても協賛を募って制作したり、地域の人が地図を書いたり、インタビューが載っていたりと、地域の人を巻き込むのはとても大変な作業ですが地区全体で町の活性化を担っていると思いました。

剣淵町では現在まで4人の協力隊を採用してきましたが、初めのころより協力隊制度をどう活用したらいいのか行政側も対応できるようになりました。対応できるようになった分、ピンポイントでほしい人材を募る方向になってきています。

自治体によって活動は多種多様ですが、協力隊の人数が多ければいいという問題でもないし、年齢が若すぎてもダメな場合もあるし、ヨソから来た人の提案で地域の人がどれだけ賛成するか不透明な場合もあります。

協力隊3年目でだいぶ地域に慣れ、役場内での完結事が多くなってきていました。地方創生で移住・定住の事が取り上げられていて、どうしたら定住してもらえるか。ということに考えが偏っていたみたいです。今回、常陸太田市の協力隊が来て、地域の人と一緒に考え地域を良くして行こうとしていることにハッとしました。

私は、地域の人が主体となって地域おこしをすることに協力をする。ということを忘れかけていました。地域住民との交流がなければ地域活性化は難しいです。残り一年をきり自分の活動中心になってきていますが、初心に帰ることができた協力隊との出会いでした。

 

 

剣淵町地域おこし協力隊 田中紘子

 

 

 

 

 

 

平成27年度の活動予定

新年度がスタートして約一か月が過ぎました。

4月から新たに四人目となる地域おこし協力隊が就任し、私の任期も残り一年となりました。知り合いも増えて、車のタイヤ交換のタイミングなど自分でもわかるようになりました。

地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、 地域外の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を図ることで、 意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とする取組みです。

おおむね1年以上3年以下の期間、 地方自治体の委嘱を受け、地域で生活し、各種の地域協力活動をおこなうことが目的ですが、3年以降は保障されていません。 この地域で定住・定着するには、自身で仕事を見つけ生活できる分のお金が必要です。いままでは、農作業の手伝いをしたりイベントサポートなどを行ってきましたが、3年目は任期後の事と並行して活動をしていこうと考えました。 そのため、任期終了後の準備期間として役場から兼業許可をいただきました。

兼業は前職のデザインの仕事が主です。10年間勤めた仕事は、協力隊になってからも活躍する場が多く仕事として本格的にやっていこうと思うようになりました。営業や細かい事務など、分からない事だらけですが、これからは町内・町外問わずデザインの仕事を請け負いながら定住・定着に向けて、地域活動に専念させていただきます。 ひとつひとつの仕事を丁寧に、少しでも多く地域のみなさんが笑顔になれるようなデザインを務めていこうと思っています。ご相談など承りますので、お気軽にご連絡ください。

今後は、活動の一部であるイベント手伝いやぷっちーな関連などは続けていき、兼業の仕事は時間外で行っていきます。農業活性化で協力隊になったのに違うことをしていいのか、迷いもあります。私の仕事が地域活性化と結びつくかどうかは続けていかないと分からないですが、農家さんのロゴだったりパッケージのリニューアルだったり関われることはあるような気がします。

剣淵町は旭川から車で約1時間ですし、面積の広さもちょうど良い大きさだと思っています。不安がないわけではないですが、自分の居心地の良い場所を求めて試行錯誤しながら残り1年を過ごそうと思います。

27年度も地域おこし協力隊をどうぞよろしくお願いいたします。

 

剣淵町地域おこし協力隊 田中紘子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北の杜舎でシシリアンルージュジュースをつくりました!

こんにちは。道路の雪も融けて日中も暖かい日が続いていますね。春分の日も過ぎたので、もう春はそこまで!という感じです。

剣淵町へ来てもう少しで一年。地域おこし協力隊という仕事に就いてから、商品などを購入するとき裏をよく読むようになりました。裏。とは?

原材料や販売者などが記述されているラベルのことです。道の駅などで売られているお土産を購入する時、ついつい見てしまいます。

「その地域で生産・加工・販売しているか」ということを。

六次産業とかお金のしくみとか難しいことは考えないで、遊びにきた地域のお土産を買わないと来た意味がないと思うのです。みなさんも旅行へ行ったときそんな経験はあるのではないでしょうか。

先週は、「北の杜舎」でシシリアンルージュトマトジュース作りのお手伝いをしました。

「北の杜舎」は、障がい者の就労前訓練を目的として開設された授産施設です。窯業科、農業科、加工科などがあり、コーヒーカップや食器、ジュースや芋団子などを製作・販売・委託加工しています。

今回お手伝いしたシシリアンルージュトマトジュースは、道の駅「絵本の里けんぶち」でみかけるこのタイプ。さをり織りのカバーなども「北の杜舎」で製作しています。

カラフルな同じ織がふたつとないさをり織り。

冷凍した剣淵産「シシリアンルージュ」というトマトを、粉砕して、種と皮を別にして、煮詰めて、瓶につめる。というシンプルな工程。

 一生懸命まぜています。

人数は職員含めて、11人。ジュースを運ぶ人、窯を洗う人、床の水切りをする人、ニコニコして作業を見ている人。役割はだいたい決まっており、職員さんの声かけの下作業はスムーズに進みます。

皮と種が機械に詰まらないようにかきだします。

午前中の作業は、ここで終了。みんなで一緒にお昼を食べました。そして、午後の作業へ。

90℃まで煮詰めます。アクもきれいに取り除きます。

煮詰めたらいよいよ最終段階。瓶につめていきます。

 瓶に蓋をして熱消毒したら完了。

あっという間に作業は終了しました。今回は一工程だけでしたが、忙しい時は何回も繰り返すそうです。

作業は普段より時間がかかりますが、ひとりひとり与えられた仕事をしっかりとこなしていました。最初はお互い緊張していましたが同じ仕事をしていくうちに、終了後にはコーヒーを運んできてくれたり、写真をみせてくれたりとすっかり打ち解けた様子。シンプルな工程ですが入所者さんには大切な仕事です。そして、甘いコクのあるシシリアンルージュジュースができるのです。

商品の裏のラベルから、生産・加工・販売までをたどってゆくと様々なドラマがみえてきます。あの人が関わっているのか、こんな場所があるのか、などなど剣淵町へ来なければ分からなかったこと。そんなことを知りたいから、ついつい裏のラベルを見てしまうのかもしれません。

剣淵町で生産・加工・販売をしているものは、まだまだありそうです。

今回対応してくださった職員の皆様、入所者さん、ありがとうございました!

 

剣淵町地域おこし協力隊 田中紘子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

活動報告会~田中紘子~

こんにちは。地域おこし協力隊の田中です。3月に突入しました。日が暮れるのがだんだん伸びてきましたね。靴下も二枚履きから一枚になりました。春は確実に来ていることを実感できてうれしいです。

一月末の「協力隊活動報告会」の当日は吹雪だったことが遠い遠い出来事のように思えます。それにもかかわらずたくさんの方がお越しくださいました。ありがとうございます。

ざっくりとですが、報告会の内容をまとめました。是非ご覧ください。

 

表紙はバターナッツの畑です。

「地域おこし協力隊」活動報告 ~田中紘子編~

自己紹介  前職は東京で広告代理店に勤務。士別市の知り合いの農家さんの手伝いをしていくうちに農業に興味を持つ。2013年4月から地域おこし協力隊として剣淵町へ。

農業に興味を持ったものの何をしていいかわからず、冬の農閑期も心配がありました。とりあえず友人宅にお世話になりながら北海道へ行こうと決めたところ、剣淵町地域おこし協力隊募集の話をききました。隣町に知り合いがいるのは心強いし、就農ではなく違った面から勉強できると思い応募しました。

農業研修  剣淵町の若手農業者グループ「VIVAマルシェ」メンバー協力の元、農業研修として週3日、農家さんめぐりをしました。全てが初めての経験でしたが、メンバーやお母さん方はこんな素人な私でも温かく迎えてくださりとてもありがたかったです。合計14周の農家さんをめぐり、種まきから収穫までを経験させていただきました。

 じゃがいもの実をはじめてみました。

マルシェほ場として ~トマト栽培~  農業研修と並行してトマト栽培に挑戦しました。露地栽培で定植・草取り・収穫・販売としましたが、どこまでも伸び続ける茎や雑草、熟しすぎたトマトなど生命力に圧倒されました。ちゃんと自然と向き合って作物を作らなければ美味しい作物も作れないなぁ。と思いました。販売までこなすことができましたが、よくわからないで栽培したので正直美味しいトマトではありませんでした。いくつかの課題も残りマルシェほ場での作物栽培は終了しました。

イベント手伝い  夏場はイベントがたくさんあり、主に「軽トラマルシェ」「トイトイトイ」の販売のお手伝いをしました。接客は初めてで最初はうまく対応できず嫌でしたが、何回かこなしていくうちに相手が何を求めているか、次はこう説明しようと意欲がわいてきました。

●制作したもの ~2013年度~

「トイトイトイ のぼり・Tシャツ」

「トイトイトイ」のロゴと文字は協力隊の髙村さんが制作し、それをもとにレイアウトしました。

「マルシェ用リーフレット かぼちゃ・じゃがいも」

少量多品種の野菜をお客さんに美味しく食べてもらいたいという気持ちから、剣淵町のPRも兼ねてかぼちゃとじゃがいものリーフレットを作成しました。主にマルシェが参加しているイベントに置かせていただきました。

「その他 福有会のでんぷんだんごラベル、じんじん募金など」

福有会の「でんぷんだんご」の文字は会長の有坂さんにお願いしました。素敵な書体で地域の方と一緒にラベルを作れたことが嬉しかったです。

●今後の活動について  ①「軽トラマルシェ」「トイトイトイ」の手伝い  引き続き人手不足による販売などのお手伝いをしていきたいです。同年代の方々が行動的に活動されている姿はとても刺激になります。そして、町外などのイベントに参加している団体なので剣淵町をPRする場所としては最適です。そのためには、剣淵町をPRできるポスターまたはリーフレットなどを作成し来てくれた方々に剣淵町を知ってもらえればと思います。

②昔から伝わる作物の栽培  売れるものでもなくまだ思案中ですが、「粟」「亜麻」「除虫菊」などがあります。「亜麻」はとてもきれいな青い花を咲かせます。なので、施設などに咲かせたらいいなぁと思っています。

③農業を中心に活動している協力隊や関係者との情報交換  農業に興味があるもののそれを語るスキルがありません。様々な情報を集めて今後の活動と農業の活性化に役立てたいと思います。

以上が活動報告の内容です。配布したアンケートはほぼ全員の方々が記入してくださり、とても感謝しています。

「よそものの視点で剣淵の良さ・悪さを見つけて欲しい。」「もっと町外へ剣淵のPRを。」など町民の方々が協力隊にどんなことを期待しているのかわかりました。そして前回のブログでの髙村さんと同じように、もっと地域の方々と関わる機会を増やそうと思いました。

第一回目の報告会は、自分にとって活動の振り返りでもありました。農業活性化として協力隊の仕事に就き活動していますが、まだまだ手探り状態です。しかし、農業研修を受けて「農業」という職業がとても魅力のある職種のひとつとして捉えることができました。その気づきは大きく今後の活動に発展しそうです。

今後も協力隊ひとりひとりの活動と個人の特性を生かし地域おこしに取り組んでいきたいと思います。

これからも剣淵町地域おこし協力隊をどうぞよろしくお願いいたします。

地域おこし協力隊 田中紘子

 

 

ソーセージ・ハンバーグ作り

こんにちは。地域おこし協力隊の田中です。

寒い日がだんだん増えて、朝と夜の濃霧にびっくりしています。農作業とイベントも一段落し、今は事務作業をする日々です。だけど、少し息抜きをしないと考えがまとまりません。

ということで、剣淵町にある地場産品加工研究センターでハンバーグ・ソーセージ作りをするという情報をいただき見学・お手伝いに向かいました。

作るのは町内のお母さん達。今回は東町・屯田町のお母さん方と一緒に作りました。ハンバーグは作ったことがありますが、ソーセージ作りは初めてです。

バットに入れられた肉を詰める前の腸。このひとつひとつが長いんです。

ひき肉をもっとすり潰します。調味料の調合は「牛肉普及同志会」からの直伝でヒ・ミ・ツらしいです。

ゴウンゴウンと大きな機械でひき肉が徐々に細かくなってきます。

いよいよミンチした肉を機械にいれて腸に詰めていきます。温度の低い場所で作業をしないと肉のうまみが燻製時に逃げてしまうので、氷を敷き詰めた机でソーセージを形つくります。

にゅるにゅるとでてきます。でもここまで均等の太さにするには熟練の技が必要です。

ねじってソーセージの形になってきました。 私が作ったのは真ん中の小さい形。スピードなどによって太さが変わるので難しいです。皆さんの手際が早くて、手伝っているのか邪魔してるのかわかりません…。

形つくったものを吊り下げます。作る量がものすごい。

燻製にする機械にいれて約2時間。桜のチップで燻製します。

燻製したものを70度のお湯でボイルします。 ようやくソーセージぽっくなってきました。

そして冷蔵庫で冷やし、出来たものをひとつひとつはさみで分けて、真空パックにします。大量につくるためダンボール一箱分もあります。皆さん親戚やご友人、ご家族にあげるのですぐ無くなってしまうそうです。

手伝ってくれたお礼にといただいたソーセージ。一般のスーパーで売られているものとは違いうまみが凝縮されてとても美味しかったです。

皆さんおしゃべりをしながら、楽しく作業されているのが印象的でした。長年つくってこられているので手際が早く役割も決まっていてあっという間に完成へと向かいました。それにしても、作る量の多さにびっくり。お母さんのパワーを感じました。そして元気です!

それでは、皆さんのパワーをもらい事務作業に戻ることにします。

剣淵町地域おこし協力隊 田中紘子

 

 

 

 

 

 

 

剣淵町文化祭~トイトイトイ手伝い~

あっという間に11月にはいりました。日が暮れるのが早くなりましたね。冬支度もあちこちでみられるようになりました。

11月2・3日は、剣淵町文化祭でした。作品展示や体験教室などあり、協力隊 田中は「トイトイトイ」のお手伝いをしました。

「トイトイトイ」は生産者と消費者の目線から見える地元農産物の特色や良さを活かした加工品を作って販売している加工グループです。剣淵町でとれたアスパラ・とうきび・かぼちゃなど粉末状やペーストにしておやきやシフォンケーキなどを作っています。シフォンケーキは甘さひかえめのほのかに野菜の風味が残る優しい味です。おやきは冷めても美味しいモチモチとした食感で何個でもいけちゃいます。

二日間とも、すべてのおやき・シフォンケーキが売り切れました!町内の方ばかりなので楽しみにしていた方など、十個単位で購入される方が多く、二日目のホールシフォンは午前中にはほぼ売り切れになりました。

二日目の様子。 隣では「軽トラマルシェ」も販売してましたが、様子を伺える余裕もなくひっきりなしにお客さんがきました。

「トイトイトイ」のメンバーの知り合いの方や役場の方など顔見知りの方ばかりなので、「あらー今日は手伝い?」「美味しかったわー」など声をかけてくださる方もいて、忙しかったですが和やかな雰囲気で終了しました。

さて、一年前の文化祭はどうだったんだろう?とブログを読み返していたら、「トイトイトイ」として活動する前の皆さんが写っていました!あれから一年、加工スイーツも何種類も増えて販売の仕方やオリジナルののぼりなどかなり進化しています。

この時は髙村さんがお手伝い。おやきを焼く周りはアルミですね。

メンバー全員が力を合わせて、試行錯誤しながら販売方法や新しいスイーツの開発などして地域の活性化に携わっていることは剣淵町にとって重要な存在でもあります。そして、私自身勉強にもなります。

協力隊ひとりでは何もできないし、三人でもできることに限度があります。地域の人達の協力があって地域活性化ができるのだと思いました。当たり前のことですが、難しい。まだまだこの地域のことを知る必要があります。

文化祭の作品展示では、協力隊 角南さんが油絵を、軽トラマルシェでは髙村さんがお手伝いとして参加しました。

気が付くと「軽トラマルシェ」の野菜もほぼ完売に。

 

「トイトイトイ」では10日の芸能発表会でもおやきを販売する予定です。売り切れで買いそびれた方は是非!

 

剣淵町地域おこし協力隊 田中紘子

 

 

 

 

’13農業・農村フェスタin赤レンガ

10月5日土曜日、’13農業・農村フェスタin赤レンガが開催されました。協力隊では、田中と角南が参加。それぞれの報告をしたいと思います。

剣淵町は、「軽トラマルシェ」「ハロウィンカボチャ作り体験」「VIVAアルパカ牧場」の3つのブースを設置。午前10時の開会式前からたくさんの人が訪れ、大盛況でした。

軽トラマルシェ」では、田中が販売・撮影のお手伝い。じゃがいもの詰め放題や、新米、かぼちゃ、さつまいも、ビーツなど今回も色とりどりの野菜が並びました。

最近テレビで多く紹介されているバターナッツは、目立つところに!

前回の札幌「北の愛食フェア」では、POP書きに時間がかかったので、今回は前日に作成。その分野菜の設置のお手伝いができました。そして、かぼちゃやじゃがいもなど種類が多い野菜のパンフレットの作成。じゃがいもの形・色などに苦労しましたが、それをみながら詰め放題をしてくださるお客様もいてうれしかったです。

かぼちゃでは、ホクホク感やしっとり感。じゃがいもでは煮崩れしやすいのとしにくいので分類。

このパンフレットをみて、購入した野菜がわかり料理の仕方もわかる。というのが理想です。まだまだ改良する部分がありそうです。

そして、今回一番説明に苦労したキワノメロンとビーツ。キワノメロンは、ライムに似た香りで、ヨーグルトやアイスにかけて食します。種は食べるのか?中身の実はどうとるのか?など質問は様々です。

 トゲトゲの皮が珍しい。中身はこんな感じ。

ビーツはボルシチなどに入っている野菜です。赤と白の渦が綺麗な野菜で下準備などの質問が多かったです。

ボイルの時間やボルシチ以外の食べ方など。

お客様と話ながら販売すると、消費者が何を求めているのか、何が必要なのか分かってきます。やはり食べ方の質問が多く、家まで記憶できる簡単で覚えやすいレシピが必要なのだなと実感しました。それをどうゆう方法で提供するか今後の課題になりそうです。

ぷっちーなも応援にきてくれました。子供達に大人気。

 

ハロウィンカボチャ作り体験」は、角南がお手伝いさせていただきました。

午前午後とも約50個のカボチャを用意しましたが、整理券がすぐになくなるほど大人気。

ブースの前を通る人たちも足を止めて眺めたり、写真を撮ったりしていました。

角南作。

たくさんのカボチャがあるだけで、なかなかの迫力。色もとてもきれいでした。

親子で一緒にデザインを考えたり、中のワタをとるのに苦労したり、力を合わせて作業する姿がみられてとてもよかったです。

みなさん真剣そのものです。

「ハロウィンカボチャ作りは初めて。」という方がほとんどでしたが、みなさんに喜んでいただけたかと思います。

 

VIVAアルパカ牧場」のブースには、パルとギンちゃんの2頭のアルパカが来場!!

つぶらな瞳に大きなもこもこのおしり。アルパカブースでは、人が途絶えることなく大人気でした。

ギンちゃんは毛刈りをしていないのでもっこもこです。

他のブースでは、脱穀・精米体験やでん粉づくり、シイタケ収穫体験など楽しいイベントが目白押しでした。

町長も応援に駆け付けてくださいました。ありがとうございます。

 

収獲の忙しい時期のマルシェの皆さん、アルパカを札幌まで運んだVIVAカンパニーの皆さん、ハロウィンカボチャ制作の役場の方々ホントにお疲れ様でした!

剣淵町という町が農業・農村フェスタに来ていただいた方々に少しでも記憶に残り、遊びにきていただけたらうれしいです。

 

地域おこし協力隊 田中紘子・角南友繁

 

軽トラマルシェ手伝いin札幌 ~北のめぐみ愛食フェア~

8月も最後の週に入りました。お盆も過ぎると涼しくなり秋の気配が色濃くなりました。

お盆時期に軽トラマルシェのお手伝いに参加した、VIVAマルシェのメンバーの方々と一緒に、今回は札幌までの遠征となりました。朝4時集合。だいぶ日が昇るのが遅くなりまだ暗い中での出発となりました。

到着した時間帯は雨が降っていましたが、イベントが始まる頃には晴れて綺麗な青空が覗きました。

五年前くらいに旅行で訪れた道庁赤レンガ。再び訪れることになるとは。

開始は10時でしたが、準備にもかかわらず沢山のお客さんが買い物に来ました。POPもまだ準備段階。てんやわんやな時間が過ぎでいきました。かわいい色のとうもろこしやめずらしいかぼちゃ、じゃがいも・にんじんの詰め放題などお客さんの反応は上々。

すべてかぼちゃ。色々な種類があります。

客層も観光の方や道庁の方、カメラ女子など様々。めずらしい野菜を試してみよう。という方が多く「どうやって食べるのか。」が多い質問でした。POPに名称だけだと手に取る方も少なく、ちょっとしたコメントなど必要と感じました。私自身かぼちゃは、味見もしていないのでホクホク感や甘味などの説明がイマイチ。一般的な「くり大将」や「坊ちゃんかぼちゃ」が人気でしたが、めずらしいかぼちゃはインパクト大。

大きなハロウィンかぼちゃ。お子さんもびっくり。

副町長も応援にかけつけてくださいました。とても助かりました!!

 

カラフルなとうきび。ペインティドマウンテン。飾り用に購入するお客さんが多かったです。

町外へのマルシェの手伝いは初めてでしたので、町外へ出ると剣淵町という町を背負っているとは、大げさですが、剣淵町民として町のPRも重要な仕事だと感じました。売ることに精いっぱいで、他を考える余裕がありませんでしたが、協力隊として剣淵町の位置とか、なぜ絵本なのかとか説明できるようにしたいと思います。

いろいろな方に出会えた一日。勉強になりました。

次回の札幌は10月の農業・農村フェスタです!

剣淵町地域おこし協力隊 田中紘子

 

 

 

 

 

道の駅 軽トラマルシェのお手伝い

こんにちは。剣淵町地域おこし協力隊 田中紘子です。

剣淵町へ引っ越してきて、三か月強過ぎました。農業研修も種まき、移植、定植、草取り、収穫と様々な体験をさせていただきました。

田中圃場として設けられたトマト畑も赤く実がなり、8月15・16日と参加した「道の駅軽トラマルシェ」へ出すことにしました。

ピッコラカナリア・ピッコラルージュ・トスカーナバイオレット・プチポンロッソ。色とりどりのトマトを収獲。どれも生食で食べられます。最近の雨のおかげで皮もすこし柔らかくなり、割れたものも多かったですが、まずまずの出来。このトマトをお客様に提供する。というのは少し緊張します。

色とりどりのトマト。綺麗な色です。

自分のトマトだけでは、収穫量も少ないので、高橋朋一さんのトマトと一緒に詰め放題という形で提供させていただきました。

接客という仕事は、初めてなので大きな声を出すというのは最初は緊張して出せませんでした。トマトの説明も味や名称もしどろもどろ。 お客さんに声が届かなければ、トマトは売れません。

高橋朋一さんの接客の仕方や説明などを参考に聞きつつ、徐々にお客さんと話すこともできてきました。

新しく就任した協力隊の角南さんも参戦!

「わーめずらしいトマト」「これで完熟?」「「どうやって食べられるの?」色々な質問がきて、自分のトマトの知識不足で「あなたが作ったのよね?」といわれる始末。まだまだ勉強不足です。

マルシェの皆さんは、威勢のいい掛け声と笑顔で接客。自分の作ったものをお客さんに美味しく提供したいという思いが伝わってきます。

マルシェの皆さんの笑顔三連発。気持ちの良い笑顔!

笑顔その一。

笑顔その二。

笑顔その三。

道の駅なので様々なお客さんが来ます。知り合いの方だったりヒッチハイクできてる方だったり自転車、バイク、野菜を売る目的よりもその方々とのお話しを聞くのも楽しいひと時でした。

お客さんとの直接な関わりによって、剣淵の野菜は美味しい。こんなにもたくさんいろんな種類を作っているということを知ってもらいたいと思いました。だんだんと接客も頑張っていきたいです。

たくさんの野菜が満載。 カラフル。

最後に、じんじん募金という募金箱をデザイン・作成しました。映画「じんじん」のロケ地になったことで交流を深めてきた、宮城県松島町と剣淵町。現在も復興に向けて活動されている松島町の皆様の新たな縁として、募金にご協力していただきたいと思います。

募金の発案者。佐藤大介氏。とびきりスマイル。

農業研修も十六週目に突入します。トマトの収穫をして、収穫の大変さを知りました。商品なので傷つけてはいけない。そろそろ収穫時期。じゃがいも、かぼちゃ。どれも重そうですが体力つけて研修を行いたいと思います。

剣淵町地域おこし協力隊 田中紘子

 

 

 

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