アップするのが大変遅くなってしまいました、すみません…(- -;)
6月14日(日)
映画「 じんじん」のきっかけの絵本であり、平成25年度 絵本の里大賞絵本でもある『クロコダイルとイルカ』の作者・ドリアン助川さんが、今回は音楽道化師ユニット“アルルカン・ヴォイス・シアター”として、剣淵町にやってきました。
北海道の弟子屈町・愛別町・剣淵町の3町をまわる、 歌と朗読の舞台「クロコダイルの恋」2015北海道ツアー(北海道文化財団共催)での来町です。
都会では様々な種類の舞台があちこちで上演されていると思いますが、剣淵町には専用のホールも無く、こういった舞台は普段なかなか来ることがありません。馴染みが無い分、町民からは、じんじんに関係する舞台ってお芝居?どんなことやるの?ミュージカル?などといった質問が数多く寄せられました。質問に答えながらの、前売り券の販売となりました。
ドリアンさんは、今回のタイトルにもなっている「クロコダイルの恋」を約6年ほど前から舞台上演していたとのこと。
俳優の大地康雄さんが、剣淵町を訪れ、映画を作りたいという思いを抱いた後、「じんじん」の脚本家となる坂上かつえさんと一緒にこの舞台をご覧になり、この物語を人間の物語にしよう!という話になったそうです。
そして、この物語をモチーフとした脚本へと話が進んでいきました。
そういった経緯もあり、“映画「じんじん」のきっかけ”と表記させていただきました。
午前中に、リハーサル。 本番前のピリッとした雰囲気が漂います。
そして、本番。
町内外から多くのお客様が訪れました。
まずは、映画「あん」のエピソードからスタート!
ちょうど上映中の話題作ということもあり、みなさん大変興味深そうに聞き入っていました。
本編に入り、オーストラリア大陸に住む動物たちの生態を描いた笑いもありの「小さな夕暮れ」。
続いて「クロコダイルの恋」。 絵本「クロコダイルとイルカ」のあべ弘士さんの絵が大スクリーンに映し出され、ドリアンさんの気迫のこもった歌と合わさり、迫力満点。物語の内容は、絵本と少し違って大人向けだったかと思います。
終演後は、拍手が鳴りやみませんでした。
舞台を見に来ていた剣淵の小学生からお二人へ、花束贈呈。
場所をロビーに移し、サイン会が行われました。「クロコダイルの恋」のCD、「クロコダイルとイルカ」の絵本、「あん」の文庫本など関連グッズが販売され、盛況のうちに公演は終了しました。
実はお忍びで、あべ弘士さんも見に来ていました。
初めてドリアンさんの舞台を見たという あべさん。絶賛でした。
写真、 向かって左がアルルカン・ヴォイス・シアターのギター担当ピクルス田村さん、真ん中がボーカルのドリアン助川さん、右が絵本作家のあべ弘士さん。
3人には、清酒「じんじん」が贈られ、夜が更けていきました・・・。
北海道公演の道中の様子は、ドリアン助川さんのブログ「道化師の歌」、アルルカンヴォイスシアターFaceBook にも書かれていますので、2015年6月にアップされているページをぜひご覧ください。
現在、アルルカンのお二人は、「じんじん」にも出演された中井貴惠さんと一緒に「あん」の朗読劇もやっているとか。 このつながりは、もしや再び剣淵に・・・!?