2013年9月22日、
映画『じんじん』で高峰聡子役を演じた中井貴惠さんが、再び剣淵町を訪れてくれました。
今回は、「大人と子供のための読み聞かせの会」というボランティアグループとして。
中井貴惠さんが代表を務めているこの会は、手作り大型絵本に音楽の生演奏と朗読で絵本を楽しんでもらうスタイルをとり、現在は幼稚園や小学校、病院や施設などで活動を行なっています。
中井さんは昨年の『じんじん』剣淵ロケの間に「剣淵でいつか私達の読み聞かせを聞いてもらえたら・・・」という思いを抱いてくれたそうで、そんな素敵な思いは静かに現実と向けて動き出し、このたびこの会を開催できることになりました。
会場は町民センター。
裏方さん含め12名での来町。
観客は親子づれだけじゃなく老若男女。
第一部のお話は、「ずーっとずっとだいすきだよ」
手作りとは思えないくらい素晴らしい大型仕掛け絵本を使って、手話付きで読み聞かせ。
内容もさることながら、それに拍車をかける中井さんの語り口に引き込まれ、涙している人もちらほら。
第二部のお話は、「おおきなかぶ」
観客参加型の楽しいパネルシアター。
読み聞かせだけではなく、クイズや楽器紹介コーナーもありました。
楽器は、背負って来れない「グランドピアノ」は町で用意、会では「尺八」と世界にひとつしかない特注の「琴」を持参され、普段なかなか聴くことのできない生音を聴くことができました。
タイトルにもあるように子供はもちろん大人も楽しめる読み聞かせ会。
『じんじん』がつないだご縁で、ぜひ、また来てほしいですね。
絵本や中井貴惠さんによる読み聞かせオリジナルCDの販売と中井さんのサイン会が行なわれました。
ぷっちーな の向こう側で、サインが行なわれています。
玄関には募金箱が設置されていました。物販の一部はその募金箱の募金とともに制作費や各種団体の寄付に当てられています。
「大人と子供のための読み聞かせの会」についてもっと知りたいという方は、中井さんの読み聞かせCDの通販や舞台の様子を動画で見られるホームページをご覧下さい。
余談ですが・・・
今回来町したメンバーの皆さんが、道の駅絵本の里けんぶちに設置されている『じんじん』看板で、顔をハメて写真を撮ったとか。 まさか、看板に写っているご本人が顔をハメてくれるとはっ!!中井貴惠さんが2人になっちゃいますが(^^;)
看板のご利用ありがとうございましたm(_ _)m
追記:そのときの写真は「中井家三女のブログ・ジャスミンのひとり言」に載っています。